次元と事件と資源と試験

感情的に語って生きたいですね。

新劇場版頭文字Dを見てきました

と、いうわけでイニDの映画を見てきました。

茨城ではイーアスつくばでしかやってないそうです。

一応前情報として声優陣は総取っ替えということだけ聞いていたのでそこが少し心配でした。

内容はネタバレになるので殆ど書かないと思いますが、原作を読んでいる前提で書くため、原作を知らない方にはネタバレになってしまわざるを得ないと思います。

 

 

・ストーリーにほぼ変更は無く、尺の都合化導入部分に少し、啓介とのバトル後に少し改変された部分はあったが、大筋はほぼ変わらない。

・ストーリーは初めから秋名でのタイムアタックまでで、終わり際の次回予告で中里とR32が出てくる程度

話の展開はテンポがよく、あまりダラダラしないしっかりとした作りになっていると思います。

 

感想として良かった点、悪かった点を述べていく。

 

良かった点

・キャラデザがちょうどいい頃

頭文字Dは漫画連載が中々長かったので、時期によってかなり作画が異なる。

個人的には初期のデザインが結構好みではあるのだが、映像化にはすこし無理があるとは思うし、終盤の作画はぶっちゃけ誰が誰だかわかんない上にそれ人かよって感じの人間になってる啓介がいたりするのでこの「ちょうどいい頃」のキャラデザはがっちし合う。

 

・車のCGが素晴らしい

過去の映像化されている車のCGとはレベルが違う。

ただリアルに作るわけでは無く、原作の作画に忠実に、というスタンスが見て取れる。

ただ、止まっている車にイニD特有の縦線が入っていると(なんか引っ掻いたみたいだなー)と感じた。

 

・声優がわりかし合ってる

拓海、イツキ、啓介、文太あたりは明確に以前と違う声の割にはあまり違和感は覚えず、むしろ合っているような場面のちらほら見られた。池谷先輩はジュドーのがいいなぁ、他のキャストに関しては後述。

 

・なつきがかわいい

はっきり言って革命的である。尺の都合か大人の事情かなつきの援交設定が話には出てこないor無くなっている。

なんか拓海が言っていることに素直に共感できる、ということがマジで驚き。

なんか、なつきってすげーHな感じ…(特にふとももが)

 

 

悪かった点

・BGMがロック

多分ロック、ユーロビートではない。

合わないことも無いが、やっぱりイニDといえばユーロビートという刷り込みがあるので残念である。

映画館までの車の中でユーロビート流して意識高めてたのに…

 

・一部声優が微妙

一部っていうか涼介が微妙。小野DとイニDをかけたのかどうかは知らないが、子安のほうが明らかに合っている。理性の中の情熱を感じられない。

 

・中里が諏訪部

笑っちゃった。

 

全体的に見るとかなり面白かったです。最初は少し心配だったけども見終われば中々満足出来ました。次回作が来年の初夏らしいのでこれから年1でゆっくり楽しむコンテンツになればいいと思います。

ただ原作全部やるには30年ぐらいかかりそうなので、適当にはしょって行くのかなと思います。